2018年の国会で、「民法及び家事事件手続法の一部を改正する法」が成立しました。相続法分野の改正であり、数十年ぶりの大型改正です。

そんな改正相続法の内容を、視覚で分かりやすいように、図解を用いて解説したのがこの本です。

本書は好評となり、発売から数日後に即重版、現在四刷です。また、アマゾンや楽天ブックスの複数分野でも堂々の一位を獲得いたしました。

法定相続情報証明制度とは、2017年から新しく始まった制度です。相続関係を証する戸籍一式を法務局に持ち込めば、戸籍の代わりになる「法定相続情報一覧図の写し」を発行してもらうことができ、以後、それが戸籍一式の代わりとなります。

本書は、そんな法定相続情報証明制度の利用の仕方を解説した本です。法律書学者でも分かりやすいように執筆いたしました。

出版不況のさなか、この本は異例の売れ行きで、発売前に重版が決定いたしました。現在では６刷のベストセラーです。札幌の方も札幌以外の方も、書店で見かけたら手に取っていただけたら嬉しいです。

相続した土地や家などの不動産の名義変更手続のことを相続登記手続といいます。相続登記手続は管轄の法務局で行うものであり、一般の方にはあまり馴染みがないでしょう。本書は、そんな相続登記について基本から解説した本です（現在２刷）。